今日は、昨日の大雨から一転して、めっちゃいい天気だ。家で少し用事をしていたら、実家の両親から飯でも食いに来いと呼んでもらえたので、大喜びで車に乗り込み、風を浴びながら向かっているとだんじりが出てた。
愛媛県の西条祭りだ!
西条祭りは江戸時代から続く、歴史があり五穀豊穣を神様に感謝するお祭りだ。今年は僕の地域では、まず、嘉母神社(太鼓台6台、10月12,13日)から始まり、石岡神社(だんじり27台、みこし2台、10月14、15日)と続き、伊曾之神社(だんじり77台、みこし4台、10月15,16日)、飯積神社(太鼓台11台、10月15,16、17日)で最後を飾り、そこから隣の市の四国三大祭りの一つ、新居浜太鼓祭りへと移っていく。
一年の計は元旦にあり。と、ほとんどの地域ではそういうと思うが、西条市では祭りの日が、正月と同じくらい一年の節目と感じている人は少なくない。祭りの日から始まるカレンダー、ここでは結構見かける。企業にも家庭にもあるし、見慣れた光景だ。更には祭りの日には、義務教育学校は休みになるし、企業も休みになるところも多い。県外で仕事している人の中には、わざわざ休みを取って帰ってくる熱心な人も多い。その中には超有名歌手もいる。
やっぱり太鼓と鐘の音が最高!
僕も人生のほとんどをこの町で住んでいるので、小さい頃から聞いているこの太鼓と鐘の音がたまらない。それにプラスして、リズムも男心をくすぐる何とも言えない最高のリズムを醸し出している。この音とリズムを聞くだけで心躍るし、血が騒ぐ。これはたぶん西条の人にしかわからないかな。
祭り歌が最高!
この太鼓と鐘の音に合わせて、みんなで歌う祭り歌が、担き夫とその周りの人が一体になり、何とも言えない非日常的な気持ちにさせてくれる。その歌もたくさんの種類の歌があり、地域によって歌われ方や歌詞も変わることもある。特に伊勢音頭は、一体何番まで歌詞があるんだというぐらい続くことがある。これを歌いながら行くと全然疲れないし、楽しいし多少の酒ならすぐに抜ける。
最近はコロナもあり、なかなか満足できない祭りだったが、やっと今日のようにいい天気の中、子供たちの、はち切れんばかりの最高の笑顔をみて、日常が戻ってきたことをさらに実感し、自分の子供のころを思い出してしまった。また祭りやぁろおっと。
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