人間、生きているといろんな人に会う機会がある。会いたくない人でも会わなくてはならない時もある。自分は引っ込み思案で、人との会話が苦手だ。特に初対面の人と会話するのが決まっているときは、前日ぐらいから、何を話そうか?とか、うまく話せるか?とか考えてしまう。その結果「天気の事から話そう」ぐらいの事しか思い浮かばないのに考えてしまう。当日、その人と会った後の帰り道での反省会は毎回のこととなっている。うまく話す人は相手の何もかもを吸い込んで、巻き込みながら本当にうまく話す。絶対に努力はしているんだろうが、生まれ持った才能もあるはずだ。かと言って自分は努力もしていないので、上手になるはずもない。
少しだけ調べてみた。自分でも継続してできそうなことをピックアップしてやってみようかな。まずは「大きな声でのあいさつ」。これは自分でもできる。よし次だ!。「自分自身の心身が健康」。確かに自分が心身ともに健康なら考え方もポジティブになり、自然と発する言葉もポジティブになりそうだ。自分は夜にお酒を飲むのが大好きだが、飲んで寝ると翌朝の体はだるい。逆に飲まないで寝ると朝から頭も身体も調子が良い。わかっちゃいるが飲んでしまう。でも大事な人と会う前日ぐらいは飲まないで寝ることはできる。よし次だ!。「起承転結をつける」。自分がこれをやろうと思えば、紙とペンと時間が10分以上いる。流石に目の前に大事な人がいるのにこれは無理だ。頭でのトレーニング期間が必要だ。パスして次!。「一番伝えたいことな何かを明確に」。このぐらいの事なら自分でもできる気がする。むしろ仕事上で会う人の時にはこれは大事だ。自分にはできないではだめだ。「自分のわかることだけを話す」。いわゆる等身大の自分で話すということだ。これも自分の仕事上大事なことで、相手に迷惑をかけかねない。「頭の中の引き出しを一つずつ開けていく」。これも頭の回転の遅い自分にとっては難易度が高い。少しだけ後回しだ。「結論から話す」。これはよく聞く話だし、自分でもかなり意識してやっている。
まだまだたくさんの項目があったが、うまく話す人はいろいろと考えて、実行して、努力していることが更にわかってしまうこととなった。自分はまだまだであることが浮き彫りになってかなりショックだ。でも会話というのは当然、相手の人がいるわけで、「その人への敬意や思いやりを忘れずに、興味を持って真正面に向き合う」。このことを再認識できただけでもとても意味があったと思う。少しずつではあるが、頭の引き出しを増やすために、興味を持っていろいろと行ってみて、食べたみて、やってみて、勉強してみよう。伸びしろ~伸びしろ~。
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