今日は、行政書士の先輩に会う約束があった。その先輩はものすごく優しい人で、ものすごく仕事もできて、みんなから慕われていて、いつもその先輩の周りには人だかりができる感じだ。いつも優しくしてくれて、今回はその先輩から仕事をもらった。その打ち合わせも兼ねて渡したいものがあるというので、朝から少し緊張して、ずっと自分の事務所で待っていた。待てど暮らせども来ない。電話してみようかなと思いながらも、できなかった。昼の12時を回って13時も過ぎておなかも空いて限界だった。気がつけば、近くのセルフうどん屋さんに走っていた。
とりあえず、ぶっかけうどんの中盛を頼んで、先輩が僕が食べているうちに来てはけないので速攻で食べて、速攻で自分の事務所へ帰った。まだ先輩が着た形跡はなかったのでほっとしたが、まさか忘れられているのではないかと、ものすごく心配になった。「あの先輩が、一度約束したことを忘れるはずはない」と自分に言い聞かせながら待った。でもやはり電話もメールもできず、ひたすらやることをやりながら待った。やはりなかなか身が入ったことができない。上の空だ。このままでは時間がもったいない。そのことを頭からかき消すようにやるべきことをやった。その時先輩から電話がかかってきた。
正直言うと先輩はもう僕との約束を忘れているのかと思っていた。忘れられていないだけでも安心した。結局、僕に渡すものを忘れてきたから、明日にしてくれとのことだった。やっぱり同じような角度で忘れていたのかと少しショックだったが、思い出してくれただけでも良かった。おかげで今日はよく勉強ができた。まあ、明日会えて聞きたいことは聞けるから問題はない。明日、アルバイト休みで良かった。僕の日ごろの行いが良かったのかな?それはないか。しかし完璧に見える先輩でも忘れることはあるんだな。それよりも僕が忘れられないような存在に早くならないといけない。そして僕もいつか困っている人を助けられるような先輩みたいな男になろう。
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