今日は令和6年度の行政書士試験の日だ。今日の午後1時から試験開始なので、今、受験生は試験の真っ最中だ。僕の住んでいるところは、気温も低くはなく、今のところ雨も降っていないので、何とかこのまま雨降らずに堪えてほしい。僕が受けた2年前は朝から冷たい雨だった。やはり雨よりかは晴れていたほうがいい。もうあと一時間、頑張ってほしい。
3回の受験
僕は行政書士試験に2回落ちて、3回目で合格して現在行政書士として開業し、実務について結構苦戦している。でも合格し行政書士として開業できて本当に良かったと思っている。この前のブログでも書いたが、僕はこの行政書士試験を受験するための勉強を始めるまでは、椅子に座って机で勉強することが大嫌いだった。こんな僕でも合格できるんで心配しないで最後まであきらめず、やり切ってほしい。もう少しで受験勉強から解放される。
1年目の憲法
独学で勉強始めてまずは日本国憲法を前文からすべて暗記した。そういう情報をインターネットで見たからだ。今思えばそれは時間がもったいなかったかもしれない。まる3ヶ月かかった。僕にとってはいい経験だったが、最近の試験では、条文を暗記してたら解ける問題など見たことがない。条文は大切だと思うが、それ以外に判例やその趣旨をきちんと理解し、解釈が時代とともにどう変わってきたかが重要な気がしている。行政書士試験は、基礎法学2問から始まり、日本国憲法5問へと続く。基礎法学はできないのは仕方ないと思っていたが、憲法が全く理解できずに、頭が真っ白になったのを覚えている。やはり条文丸暗記でとける問題などなかったからだ。
2年目の憲法
不合格をもらうことは当然だったので、試験の次の日から勉強を開始し、2年目も独学でと思ったが、本屋に売っている過去問だけでは不安だと思い、メルカリで通信教育のアガルートさんの他資格セレクトという行政書士試験以外の試験の公務員試験、司法書士試験、司法試験等の行政書士試験に出てきそうな過去問をセレクトしてくれている書籍を全科目購入した。これは結構ごつい本だった。そして憲法に関しては、基礎が全然だと思ったので、池上彰先生の日本国憲法を超簡単に解説してくれている、「超訳 日本国憲法」と「僕たちの日本国憲法」という2冊の書籍を購入し、一通り読んだら今まで点だったものが線になった気がした。この状態で過去問を解いて、さらに他資格セレクトをやれば、さらに向上できるはずだ。条文丸暗記してるし、過去問をやりまくってたら、いつの間にか憲法は得意分野となっていた。2年目の憲法は完璧だった。全く不合格もらう予想などしてなかったが不合格だった。めっちゃショックだった。行政書士試験は憲法だけで合格できるわけではない。
3年目の憲法
不合格のショックを引きずったままだったが、この年の試験でもう最後にしようと決意し、そこでいろいろ考えたが、独学ではなく1回、基礎から教えてもらおうと、アガルートさんの初心者向けの講座を購入した。値段は結構高かったが、その講師の先生と相性が良かったのか、頭にどんどん入ってきて、その先生の講義が楽しくなって、何回も見れた。それから過去問をして、2年目に買った他資格セレクトもやりまくり、もうやることがないくらいやってやろうと思っても、試験が近づくにつれてやっておきたいことが、どんどん増えてくる。何年受験しても、もう勉強することない。となったことがないし、試験では超緊張する。もう少しで試験は終わり、解放される。最後の最後まで諦めずに、やり切ったらまた何か見えてくるはずだと思う。
民法や行政法、商法・会社法なども色々書きたかったが、僕の場合は基礎を大事にすることが一番の近道だと言うことが、この3年間の受験勉強でわかった気がする。これは人それぞれあると思うので、自分にはどういう勉強の仕方が必要か、受験勉強でこれも一緒に探してほしい。
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